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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
静岡県  伊豆半島 下田・爪木崎 2 
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 爪木崎資料(秘) 水仙祭(秘) 須崎遊歩道(秘) 
 【 注 】 「(秘)」は個人用資料 

 下田市(しもだし)は、伊豆半島南部に位置します。静岡県にある伊豆半島の南端の漁業と観光の都市です。明治以前は「伊豆国賀茂郡」と呼ばれていました。

 江戸時代には、江戸・大坂間だけではなく、東・西廻海運の風待ちのための港として、下田節に謳われるほど栄えました。東海道の三島宿から伊豆半島中央部を南北に縦断して、川端康成の小説「伊豆の踊り子」の舞台としても書かれている天城峠を越えて下田に至ります。石川さゆりの「天城越え」という演歌でも知られています。

 1854年(嘉永7年)、日米和親条約が締結されますと、箱館(現函館)とともに開港されました。吉田松陰の米渡航失敗、ロシア使節プチャーチン提督乗船のディアナ号遭難、米国領事タウンゼント・ハリスと唐人お吉、商業写真の祖下岡蓮杖など、数々のエピソードが生まれました。

 伊豆急行線の開通などもあり、観光地として脚光を浴び、バブル期には年間500万人を超えた時期もありますが、近年は、それよりも減少していますが、下田温泉としての人気は続いています。

 年平均気温は約17℃と温暖で、降水量も年間1900mm余りと豊富です。このような気候と急峻な地形条件により、亜熱帯系から亜寒帯系までの幅広い植生があります。爪木崎の水仙や市内処々に見られる椿は、その代表的な存在でもあります。


■ アクセス

 爪木崎へは、伊豆急下田駅からバスで20分弱程でつきます。ただしバスの便数が少ないので、時刻表などで確認しておくと良いでしょう。駅前の東海バス営業所で往復券を購入すると割引を得られます。

 宿泊ホテルが下田以外の伊豆急沿線駅からの場合には、セット券(駅により値段が異なる)が、割引になっていてい便利です。また、東海バスの半日ツアーを利用する方法も便利です。






東京から6,000円強で、電車・バスが乗り放題
伊豆急行は、乗車料金が高いので
移動が多い人にはセット券はお得でしょう。
詳細はJR東日本


下田 爪木崎入口 


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バスの本数が少ないので
帰りの時間を確認しておくと良いでしょう。
遅い時間になるとバス運行が無くなりますので
午後の遅い時間に行く場合には
特に注意が必要ですね。



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バス停北(上記地図右手)には、椿の多いグリーンエリア遊歩道
東方向(下)に昭和天皇歌碑のある展望広場
南方向爪木崎入口、その右手に植物園
植物園と爪木崎入口の間を抜けると須崎遊歩道



バス停を降りて南方向に下ると
爪木崎を示す門があります。
(入場無料)



爪木崎入口から視線をあげると
白亜の爪木崎灯台が目に入りました



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 爪木崎のある須崎半島は、かつては海中にありました。波により平坦化し、それが隆起するということを繰り返して現在に至っています。

 そのために、半島全体が平板で起伏が少ない半島となっています。

下田爪木崎 昭和天皇の歌碑 


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爪木崎のバス停を降りますと、
直ぐ目の前に水仙が薫りと共に向かえてくれました



バスを降りると直ぐに爪木崎灯台の方に目が向きました。
遠くに御蔵島がうっすらと見えます



目を転じると大島が間近に見えます
水仙と共にアロエの花が群生していました



昭和天皇歌碑のある展望広場への途中
水仙が灯台に花を添えていました



昭和天皇歌碑

バス停から150mほど行くと、歌碑が見えます



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昭和天皇・香淳皇后の歌(お題:「朝」)

下田爪木崎 池の段 


昭和天皇歌碑のある展望広場のすぐ東下は、
池の段
という入り江と砂浜、透明度の高い水
海水浴には少々浅めで、水遊びには最適な静かな浜



池の段へのくだり
この道を浜辺沿いに灯台へも行けます



池の段

灯台への浜辺コース道から



浅い水底まで見えます
昭和天皇歌碑のある展望広場より



池の段の向こうには伊豆大島の全体が見えます



外浦

目を北東に向けると
白浜のある岬が見えます。
写真の二つの岬の間がプリンスホテルのある白浜海岸



外浦



手前には、アロエの花が今を盛りに咲いていて
灯台と背の高さを競っていました。

下田 爪木崎入口周辺 


昭和天皇歌碑のある展望広場から戻って
左手に下ってゆくと、爪木崎灯台横の大きな釣り岩が目に入ります



水仙の香りが鼻腔をくすぐります



入口右手のお花畑



この辺では「みさき水仙」と呼ばれるそうです



坂の右手にはお花畑や温室があります



お花畑にも水仙とアロエがたくさん咲き誇っています



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 お花畑を突っ切る小道は須崎遊歩道に続きます。
台風で一時閉鎖されていましたが
今は、須崎まで行けます。
(今回は行きませんでした)



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 爪木崎から須崎までは1時間半ほど
十年以上前に行った時は、岩場なども途中にあり
変化のある遊歩道という記憶

下田 爪木崎灯台 


灯台への階段

爪木崎の入口を通ると道は二手に分かれます。
大半の方が左の海岸コースを行きます。
私は、登り坂(階段)の少ない右方向に行きました。

途中、右手に田の浦展望台への道があります



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階段を登り切ったところのピクニックエリアから
灯台と御蔵島が見えました



広場にはテーブルやベンチがあります。
あづまやもあり、その前にはハートの形をしたオブジェ
この内側に仲の良い人が顔を並べて
写真をとるのでしょう



灯台への小道の上にもハートがありました



ハートのゲートを通り過ぎると左手は椿



白亜の爪木崎灯台



雲のない蒼い空に灯台が立っています
爪木崎のキャッチコピー
咲く岬とする灯台



爪木崎先端から北を見る
遠くに薄く大島が見えます



爪木崎先端からは利島や三宅島がよく見えます

 
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静岡県 下田・爪木崎 

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伊豆下田・爪木崎2  昭和天皇歌碑、爪木崎・咲く岬とする灯台 
伊豆下田・爪木崎3  爪木崎 花咲く岬と白く花開く波
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伊豆下田・爪木崎7  了仙寺 日米和親条約付録下田条約締結の地 
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伊豆下田・爪木崎13  ペリーロード お吉を忍ぶ散策の小径
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