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私のサイトへの訪問をありがとうございます。

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいようにと考え、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

銀閣寺 3
http://www.shokoku-ji.jp/g_about.html 

 銀閣寺は、正式名称を東山慈照寺といいます。金閣寺と同様に、相国寺の塔頭寺院の一つです。銀閣寺の名の由来は江戸時代、金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。

 室町幕府八代将軍の足利義政によって造営されたことはよく知られています。山荘東山殿を起原とし、。延徳2年(1490年)足利義政の菩提を弔うため、臨済宗の寺院となり義政の法号慈照院にちなんで慈照寺と名付けられました。

 政治家としてはあまり評価は高くはない義政ですが、自らの美意識を投影し、東山文化の真髄としての簡素枯淡の美を映しだし、、隠棲のための一大山荘として作り上げました。
 義政存命中と変わらぬ姿をとどめるものは現在では銀閣と東求堂のみで、方丈や銀沙灘、向月台などの庭園が整備されたのは近世以降です。(相国寺派公式サイトを元に作成)

銀閣寺 本堂(方丈)

 慈照寺の本堂は、焼失してしまったために、
義政公の時代の建物ではありません。
本堂の襖絵は見落としたくない絶品の一つです。
蕪村とともに日本南画の大成者として知られる池大雅と
俳句で美しさを表現したことで知られます与謝野蕪村の
襖絵があります。
大雅は、お酒に酔った仙人をユーモラスに描いています。
蕪村は、飛び立つ仮を複数の襖に描き
アニメーションのごとく表現しているのが斬新です。




見落としがちな本堂(方丈)の扁額


本堂に上がる正面の板戸絵


本堂(方丈)は、前に銀沙灘を配し、
部屋には蕪村や大雅の襖絵があります。


錦鏡池越しに
右本堂(方丈)、左に庫裏が見えます。


庫裏と東求堂に挟まれて
本堂が建てられています。
銀沙灘を俯瞰的に見る


銀閣寺の前から錦鏡池越しに本堂を見る
銀閣寺 東求堂

義政公の東山文化をそのまま残すのが観音堂(銀閣)と東求堂で
いずれもが国宝です。
東求堂は、義政公の
持仏堂(平生信仰している仏像すなわち念持仏を安置した堂〜kotobank)です。
一層の入母屋造りで、檜皮葺きで、現存する最古の書院造りです。
南面には、拭板敷があり、方二間の仏間があります。
草庵茶室の源流で、四畳半間取りの始まりと言われています。



銀沙灘を右に、本堂を左に東求堂を見る


東求堂の前には、錦鏡池が迫ってきています。


錦鏡池が押しに見る東求堂


本堂に並ぶ東求堂(右)


この角度から拭板敷と入母屋造りがよく解ります。


手前東求堂、その向こうが本堂です。
白っぽい屋根は庫裏と書院。
銀閣寺 弄清亭
 
東求堂の奥、すなわち銀閣寺で最も奥まったところに
弄清亭があります。
奥田元宋の襖絵があります。
小川が源流から流れだし、
中流を経て、下流の桜の咲く里へと流れて行きます。
銀閣寺を流れるせせらぎの音が
あたかもこの絵から聞こえてくるような錯覚に陥ります。



弄清亭


弄清亭の庭


弄清亭庭の石灯籠


弄清亭の庭


弄清亭を撮影しようと
手を伸ばしてシャッターを切ったら
斜めになってしまいました。

銀閣寺 東求堂と弄清亭の庭園

東求堂と弄清亭は、渡り廊下で繋がっています。



弄清亭から見た裏庭
右手奥から手前中央に向かって
せせらぎが流れています。


弄清亭の踏み石


弄清亭の蹲い(つくばい)


弄清亭から東求堂に向けて流れるせせらぎ


庭園内には多くの石が見られます。

 
銀閣寺 形手水鉢
 
本堂(方丈)と東求堂の間に小さな坪庭があり、
そこに石灯籠がおいてあります。
その4面の模様がそれぞれ異なるのが
面白く思えました。



左が本堂(方丈)で、右が東求堂


本堂から東求堂に続く渡り廊下から
銀沙灘、向月台、観音堂(銀閣)を見る


本堂と東求堂の間にある坪庭の砂紋
銀閣寺 鳳凰と屋根

観音堂(銀閣)の屋根には鳳凰が周囲を見回しています。
屋根はこけら葺です。

 


観音堂(銀閣)の頂上に鳳凰が据えられています。
屋根はこけら葺きであることがわかります。


モノクロ写真のようで、自己満足のお気に入りです




こけら葺き

こけら葺とは、屋根の板葺き手法の一つで、木材の薄板を用います。板の厚さで呼称が異なりますが、最も薄いのがこけら葺きです。
「こけら」とは、木の端のことです。

 

「こけら」の漢字は、上記のように「柿(かき)」という字に酷似していますが、柿という字が9画であるのに対して、こけらという漢字は8画です。
ちなみに、こけらという漢字の音読みは「はい」です。 
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京都 2013年10月 スナップ
 
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