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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
奈良県  奈良公園 依水園5 
公式サイト  

 依水園は、奈良の東大寺と興福寺の間に位置し、国指定の文化財に指定された名勝です。

 時代の異なる二つの庭園からなる依水園は奈良を代表する池泉回遊式庭園です。

 その面積は3400坪(約11,000㎡)にもなり、前園は江戸時代に奈良晒の御用商人であった清須美道清が作りました。

 後園は若草山、東大寺南大門、春日山や御蓋山を借景とし、明治時代に実業家 関藤次郎により作られました。

 このほか、園内には古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器、日本の茶道具などを所蔵、展示する寧楽(ねいらく)美術館があります。

アクセス

住所 〒630-8208奈良市水門町74 電話0742-25-0781
近鉄奈良駅より徒歩約15分(東大寺西隣)

開園時間 9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園    火曜日(4,5,10,11月は無休),年末年始は休園です。
       ※ただし,火曜日が祝日の場合は開園,水曜日休園。




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奈良公園 依水園 庭園の魅力

 依水園 柳生堂と開運稲荷


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 柳生石舟斎、柳生又宗矩で知られる柳生一族の菩提寺、「芳徳寺」で、明治期に取壊しの危機にあったお堂を関藤次郎が買受け、庭園内に移築した建物です。

 屋根は、こけら葺で、武士らしい雰囲気を醸し出しています。



かやぶき屋根の氷心亭と
(こけらぶき)の屋根の柳生堂



水車小屋前から見る氷心亭と柳生堂



後園池越しに柳生堂を見る
こけら葺の屋根の曲線がクッキリと見えます



柳生堂の前から寄付方向を見る
丸い礎石のようなものがありました



柳生堂から後園池沿いに行くと
開運稲荷の赤い建物が見えてきました



開運稲荷

東大寺に最も近い場所なのか、
修学旅行生の声が良く聞こえます。
稲荷社の横に灯台に繋がる門がありますが、
一般の人は使えません。



開運稲荷の扁額

 依水園 水車小屋


氷心亭前から水車小屋方向を見る



氷心亭前から後園池の対岸の池が狭くなった辺りに
水車小屋と沢渡・小滝があります。



後園築山の麓にもなっています。



水車小屋への沢渡り石

築山をぐるりと回って右手に下ります。



沢渡り石を飾る小滝



もみじに隠れた水車小屋

水車がゆっきろと回っています。



水車の直径は4m位あるでしょうか。



想像以下の少ない水で回転しているのに驚き
おそらく今は水車に負荷がかからない状態なのでしょう。



水車小屋の裏側


茅葺屋根に鮑(アワビ)

 依水園の建屋の茅葺屋根には、いくつもの鮑の貝殻が乗せられています。

 茅葺き屋根の天敵はガラスです。ガラスにとって茅は巣造りや遊びにもってこいの材料、そのガラスを防ぐためにガラスが恐れる鷹の目を模して、鏡のように磨かれた鮑の貝殻を屋根に上げています。

 さらに火事に弱い茅葺屋根のお守りとして、水につながる海のものである鮑、特に伊勢神宮でお供えする神饌の鮑を屋根に上げる風習もあります。古くからの日本人の知恵と信仰心が屋根の鮑なのです。(公式サイトを基に作成)

 依水園 臨渓庵と寄付


水車小屋の裏に続く階段
この上に、依水園を示す石碑があります。



水車小屋からの小径からは、別のせせらぎの石橋にたどり着きます。
ここは、茶室「臨渓庵」の跡地に繋がります。



水源方向に続くせせらぎ
おそらく東大寺の鏡池に繋がっているのでしょう。



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茶室「臨渓庵」跡



茶室のために用意された寄付(よりつき)



柳生堂前にそそぐせせらぎから見た寄付



寄付横から見た氷心亭(左)と柳生堂



氷心亭



寄付裏側



寄付から氷心亭に向かう途中



氷心亭横から寄付方向を見る



睡蓮が見えます



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