HOME  仏教  仏像  名所旧跡  スナップ  グロマコン  経営コンサルタント

私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
京都  等持院 2

■ 等持院

 暦応4年(1341年)、足利尊氏が、天龍寺の夢窓国師に依頼して、衣笠山の南麗に創建された臨済宗の寺です。

 足利義光・義正両将軍たちが、全力を尽くして立派に建立した「禅宗十刹」の筆頭寺院でした。更に、足利幕府の地の近くにあった等持寺も統合され、足利将軍家の菩提所になりました。

 応仁の乱の戦乱などに見舞われましたが、豊臣秀吉や秀頼により再建され、足利15代、230余年にわたる貴重な文化財が保存されています。


■ 概要・アクセス

 龍安寺や仁和寺の東にあり、私は、仁和寺から移動しました。京福電車や10番のバスなどがありますが、いずれからも徒歩10~15分ほどの、多少不便なところにあります。

 紅葉に時期に遅かったことと、方丈(本堂)の解体修復中ということもあり、訪れる人は非常に少ない状態です。そのぶん、書院の縁側に座り、ゆったりと芙蓉池を楽しむことができました。

 所在地  〒603-8346 京都市北区等持院北町63
        TEL075-461-578
 正式名  等持院山号萬年山宗派臨済宗天龍寺派本尊釈迦牟尼仏
 創建    1341年(暦応2)開基足利尊氏
 料金   大人 500円 小人 300円 抹茶500円、番茶300円
 時間   9:00~17:00(16:30受付終了)年中無休
 駐車場  10台(無料)
 交通   京福電車「等持院駅」下車、徒歩約10分




↑ 拡大



↑ 拡大



等持院 北庭・心字池 

 庭園は、天龍寺や西芳寺(苔寺)の庭の作者として有名な夢窓国師が、等持院開創当時に構築されたもので、三大名園の1つに数えられています。

 方丈の北庭(書院の東側)は、草書体の心の字をかたどって作られた心字池を持つ庭園です。



芙蓉池側からのアプローチ

名残のもみじがありました



心字池の北側から芙蓉池方向を振り返る



心字池中島への橋

左奥は方丈(本堂)



中島から南奥を見る



中島内



心字池東端



心字池東側から中島越しに方丈(本堂)方向を見る



心字池東側から中島への橋を望む



心字池東端から本堂を見る

等持院 心字池の周遊小道 


心字池東側の周遊小道



心字池南から北を臨む



心字池南側には、サザンカが咲いていました



サザンカの花びらと苔



サザンカの絨毯



サザンカの花の落ちた花びら



本堂裏からサザンカ小道を振り返る
右が方丈(本堂)



本堂裏から心字池を臨む



本堂裏から見た中島


本堂前から中島に渡る橋を臨む

等持院 方丈(本堂) 

■ 方丈

 方丈(本堂)は、1616年に福島正則が妙心寺塔頭海福院から移築した古建築です。

 その方丈を大幅に解体修繕の工事の真っ最中でした。

 方丈の襖絵は、狩野興以が作ったもので、明治維新当時一部損壊し、更に等持院の境内に等持院撮影所ができたため破損がひどかったのだが、近年修復され、年に一回公開されています。私が訪問したときは、公開期間ではありませんでした。



工事前の方丈(本堂)の鬼瓦
玄関横に置いてありました



工事中の方丈(本堂)



工事中の方丈(本堂)

名残のもみじが荒々しい報道の骨組みを慰める



柱くらいしか古い建物は残っていません



オリジナルの欄間でしょうか?



方丈裏側の全景

等持院 足利尊氏墓 

 尊氏の墓所は、方丈北側にあります。中央に宝筐印塔が立ち、台座四面に格狭間(ごうざま)が彫られています。ごうざまは、宝甁(ほうびょう)に蓮華をさした門行になっています。このことからも室町時代を偲ばせます。

 台座の正面に「延文三年四月」の文字があります。



宝瓶(ほうびょう)にハスを挿した台座の格狭間の彫刻は素晴らしい



左側の燈籠の脚に
再建者の名前が刻まれています



足利尊氏墓入口



尊氏の墓所を彩るドウダン



本堂裏・尊氏墓所前から芙蓉池の大松越しに
茶室清漣亭を臨む
左は、書院



尊氏墓所から芙蓉池と心字池の間を抜ける



【参考資料】 等持院の紅葉
(案内写真より)


 
 
 

 等持院1   大玄関、書院、芙蓉池、清廉亭  
 等持院2   東庭、心字池、方丈(本堂)  
   名所メニュー   各地写真インデックス

 
 
 
 
  ↑ top 
Copyright© N. Imai All rights reserved