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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
神奈川県  鎌倉 円覚寺 塔頭・妙香池 
 公式サイト パンフレット 関連記事(秘) 

 円覚寺(えんがくじ)は、神奈川県鎌倉市山ノ内にあり、山号を瑞鹿山(ずいろくさん)と称し、正式には、瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくさんえんがくこうしょうぜんじ)と号します。

 臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位に列せられます。本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗、開山は無学祖元(仏光国師)です。

 鎌倉時代の弘安5年(1282年)に、鎌倉幕府執権北条時宗が元寇の戦没者追悼のために、中国僧の無学祖元を招いて創建したのが始まりです。北条得宗の祈祷寺となるなど、鎌倉時代を通じて北条氏に保護されました。

 JR北鎌倉駅の駅前に総門があります。境内には禅僧が修行をする道場があり、週末には、一般の人も坐禅会に参加できます。夏目漱石や島崎藤村もここに参禅したことが知られています。





 
 
鎌倉 円覚寺 妙香池


方丈から妙香池へ



紅く紅葉しているので、皆さんが足を止めていました


■ 妙香池  みょうこうち

 妙香池は、創建当初よりある、魚類などをリリースするための池である「放生池(ほうじょうち)」です。

 江戸時代初期の絵図に基づき、平成12年(2000)、方丈裏庭園と合致した自然の姿に復元しました。

 池奥の向こう岸の露出した岩盤を虎の頭に見立てて、「虎頭岩(ごとうがん)」と呼んでいます。




方丈裏庭園とも近い位置でもあり
共通したコンセプトで作られた池という感じです



虎頭岩(ごとうがん)

虎の頭と見立てたようです



初夏の虎頭岩



道側にはすすきが穂を付けていました



すすきと紅葉



虎頭岩を背景にしたすすき


 
鎌倉 円覚寺 正続院と舎利殿


初秋の舎利殿山門



正続院山門

佛日庵の北側に位置しています。
この部分は非公開です。
右手の石塔には「舎利塔」と刻まれています。

■ 正続院

 臨済宗円覚寺の塔頭のひとつ。

 建保4年(1216年)に、三代将軍・源実朝は、宋の能仁寺からもたらされた仏舎利を祥勝院、今日の正続院の舎利殿に安置しました。



正続院への道



正続院



↑ 拡大

■ 舎利殿 [国宝] しゃりでん

 舎利殿(しゃりでん)には、源実朝が宋の能仁寺から請来した「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られています。

 鎌倉時代に中国から伝えられた様式を代表する、最も美しい建物のひとつとして国宝に指定されています。



舎利殿

撮影ができませんので、説明用看板より



舎利殿にかかる萬年山(はねやま)の扁額



舎利殿内部(説明用看板写真)

鎌倉 円覚寺 黄梅院


黄梅院は、円覚寺の中でも最も奥に位置する
円覚寺塔頭のひとつ



黄梅院山門



黄梅院の「傳衣山」扁額



黄梅院



黄梅院扁額
鎌倉 円覚寺 如意庵


妙香池を通り過ぎて右手小高いところにあります
通り過ぎる人が多いようです



小径からの階段を登ると右上に門が見えます



「如意」の扁額

■ 如意(にょい)

「如意」という言葉の意味は「思いのまま」ということです。

 僧が読経や説法の際などに手に持つ道具で、孫の手のような形状をしています。笏と同様に権威や威儀を正すために用いられるようになりました。

 本来は、孫の手の様に背中を掻く道具で、意の如く(思いのままに)痒い所に届くので、この道具を如意と呼ぶようになりました。



玄関への静かな前庭



小さな玄関がついています。



華一輪



季節により装いが異なります


鎌倉 円覚寺 如意庵 庭園


小さな庭園ですが、優雅な雰囲気を醸し出していました



石とマンリョウ



雑然さの中の静寂



建物内は非公開



椿が和の雰囲気を醸し出していました



初秋の庭園



黄葉と椿の紅



帰り道



お寺廻りをしていますと
仏教や仏像だけではなく
草木の知識も欲しくなります


 
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