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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
奈良県  大安寺 
公式サイト パンフレット 関連資料(秘) 関連資料2(秘)  

 大安寺は日本最古の寺院の一つで、その創建の由来は「 大安寺伽藍縁起井流記資財帳」( 七 四七)によって知ることができます。それによりますと、聖徳太子が「天下太平・ 万民安楽」の祈りの道場として平群の地に「熊凝精舎」という一院を建立され、莞去の際、舒明天皇に託して国の大寺となすよう遺言せられ ました。

 天皇はその遺願により「百済大寺」を建立、これがわが国最初の官寺となりました。やがて飛鳥の藤原京で「高市大寺」次いで「大官大寺」となり飛鳥時代の中心寺院として栄えました。

 そして平城京遷都に伴い今日の地に遷されて「大安寺」となったのです。

 奈良時代には、国の筆頭寺院として八八七人の学僧を擁し、仏教の総合大学の様相を呈したといわれます。

 中世に度重なる災禍などにて壮麗なる伽藍も消失し寺運衰微しましたが、奈良時代の仏像九体が今に伝えられています。

 境内も近年漸次整備され、天平の仏さまに魅せられた方々や御祈祷、御供養等で心の安らぎを求めて多くの参詣 があり、人々の篤い信仰が寄せられております。今日では、頑封じの祈祷で知られています。


拝観時間

 午前9時~午後5時(受付は午後4時まで)
  ※年中無休(但し12月31日は迎春準備のため休み)

拝観料(本堂・収蔵庫)

 大人・大学生: 400円 高校生:   300円
 中学生:    200円 小学生以下: 100円

アクセス

 JR奈良駅・近鉄奈良駅より大安寺行・シャープ前行・白土町行バス乗車
 大安寺バス停下車徒歩10分
 下車後、進行方向へ南進、大安寺南交差点を右折し直進

 国道24号線柏木町交差点よりまたは、県道754号線(旧24号線)大安寺南交差点より
 ※大型バスは大安寺南交差点以外からは進入できません。
 ※無料駐車場あり

 JR奈良駅より15分ほど乗車、大安寺バス停を降りた前方信号を右折し、5~600m歩いた先を左折します。ただし、左折する道はわかりづらいT字路です。
 そこからさらに3~400mを道なりに進むと右手に見えてきます。

 


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■ 道慈律師

 どうじ
 生年不詳 - 天平16年10月2日(744年11月14日)

 奈良時代の三論宗の僧で、俗姓は額田氏、大和国添下郡の出身です。

 702年(大宝2年)に唐へ渡り、西明寺に住し、三論に通じることになりました。その結果、仁王般若経を講ずる高僧100人のうちの一人に選ばれています。

 718年(養老2年)に帰朝し、日本三論宗の第三伝とされました。

 729年(天平元年)に律師に任じられ、大安寺を平城京へ移設することに尽力しました。736年(天平9年)には、大安寺大般若経転読会を始め、739年(天平12年)には大極殿最勝王経講説の講師をつとめました。

 大宝の遣唐使として43年ぶりに入唐を果たした道慈は、帰国後に『愚志』という書物を著して、唐と異なり教典に従っていないことが多い日本の仏教界を批判しています。

 僧尼の質を向上させるために、戒師を唐から招請、鑑真の来日によって実現することになりました。

 『日本書紀』の編纂にも関与したという説もあります。

  (【Wikipedia】を基に作成)


■ 奈良大安寺 光仁会(癌封じささ酒祭り)

 桓武天皇が文武百官を伴い、先帝光仁天皇の一周忌の齋会を大安寺で営まれたという『続日本紀』の故事により、毎年一月二十三日に光仁会が行われます。

 この法会は風雅な青竹づくしの祭儀で光仁天皇ゆかりの、「笹酒」の接待が行われます。「がん封じの笹酒」として、広く知られています。(大安寺公式サイトより)


奈良大安寺 南門


南門

 興福寺旧一乗院の門を移築、復元したものです。
 旧南大門の基壇の上に立ちます。



南門の菊の御紋章

わが国最初の官寺
聖徳太子由来の、日本最古の寺院の一つである証し



南門門扉

正面奥は、讃仰堂(宝物殿)

奈良大安寺 本堂


本堂

 御本尊は天平時代の十一面観音(重文)。
癌封じなどの祈祷が日々行われています。
 大和十三仏霊場第十三番虚 空蔵菩薩の霊場です。



本堂右手に回る



本堂屋根



本堂横 手水場

奈良大安寺 歴代住侶供養碑
奈良大安寺 諸堂宇


左:小子坊 右:噺堂(いななぎどう)


■ 小子坊

 写経道場としていつでもお写経ができます。
 毎月第二日曜日には写経会が開催されます。阿字観瞑想もできます。

■ 噺 堂 いななぎどう

 盆怒形の天平秘仏・馬頭観音(重文)がまつられています。
 苦悩を除き、福を招く厄除け観音さまです。



護摩堂

毎月のご縁日に護摩祈願・法話がおこなわれています。

奈良大安寺 美流孔(みるく)塚


美流孔(みるく)塚のある全体



美流孔(みるく)塚入口



美流孔(みるく)塚入口



美流孔(みるく)塚



命の小径入口


 
 
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