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仏像の種類

 仏像は、仏教の如来、菩薩、天部の三つの階層にならって、それに分類されない仏像も含めて作られています。
三十二相

◆ 三十二相とは

 優れた人物に共通する特徴を基に、人相学を基に32種に体系化した、人の見方を表すものです。これは、仏教独特の考え方というよりは、インドで誕生した各種宗教にも似たものが見られます。

 仏教におきましても、いくつかのお経に登場しますが、それぞれにより内容や順序が統一されているわけではありません。

 以下に示しますのは、春日野一男氏の分類に基づき、説明を加えたものです。

【 注 】
 空欄は、研究中で、順次追記して参ります。

名称 よみ 説明 意味
 足下安平立相  そっかあんぺいりつそう  足が扁平足(裏が平ら)  慈悲の平等
 足下千福輪相  そっかせんぷくりんそう  足の裏に千福輪という吉相がある  人々の迷いを静める
 長指相  ちょうしそう  手と足の指が長く繊細  寿命の長さと敬愛
 足踵広平相  そくしゅこうへいそう  かかとが広く平  誰にも平等に接する
 指間縵網相  しかんまんもうそう  手足の指の間に水掻きがある  もれなく人々を救う
 手足柔軟相  しゅそくにゅうなんそう  手足が柔らかく色が良い  誰にでも等しく接する
 足趺高相  そくふこうそう  足の甲が高い  人々に幸福をもたらす
 鹿王延膝相  ろくほうえんしつそう  膝が鹿のように繊細  喜びの心を起こさせる
 正立手過膝相  しょうりつしゅかしつそう  立つと手が膝までとどく  哀愍摩頂する徳
 陰蔵相  いん(おん)ぞうそう  性器は体内に隠され見えない  多くの弟子をもつ
 身広長等相  しんこうちょうとうそう  身長と手を横に伸ばした距離が同じ  無上の法王である
 毛上向相  もうじょうこうそう  毛が上向きに生え右回り  喜びの心を起こさせる
 毛孔生青色相  もうこうしょうせいしきそう  毛穴には青毛が生え芳香を放つ  罪を消しさる
 金色相  こんじきそう  全身が金色である  人々を喜ばせた結果の様
 丈光相  じょうこうそう  体の回りに一丈ほどの光を放つ  迷いを除き願いを叶える
 細薄皮相  さいはくひそう  薄くつややかな皮膚を持つ  慈悲でご利益を与える
 七処平満相  ななしょへいまんそう  頸、肩、腰などバランス良く肉付きが良い  七随眠を断ち七聖戒を満たす
 両腋隆満相  りょうわきりゅうまんそう  腋の下の肉付き良くしまっている  人々を看病すると得られる相
 上身獅子相  じょうしんししそう  上半身は獅子のように立派  高い徳を表す
 大直身相  だいちょくしんそう  体が広く端正である  安心感を与える
 肩円好相  けんえんごうそう  肩は丸みをおびている  柔軟な徳
 四十歯整相  しじゅうしせいそう  歯は四十本あり、歯並びがよい  悪口をいわない
 歯斉相  しせいそう  歯の大きさが均等で隙間がない  清浄さを表す
 牙白相  げはくそう  上下四本の犬歯は白く鋭利で美しい  三毒を制する
 師子頬相  ししきょうそう  ほほの肉が豊かで獅子のようである  頬がライオンのようである
 味中得上味相  みちゅうとくじょうみそう  食べるものはいつも最高を味わえる  人々の願いを満足させる
 広長舌相  こうちょうぜっそう  舌は体を覆うぐらい長く広く柔軟  嘘をいわないことを表す
 梵声相  ぼんじょうそう  梵天のように五種の良い声を出せる  話を聞く者に喜びを与える
 真青眼相  しんせいがんそう  瞳は青く、蓮華の紺青色  なにごとも良く見通す
 牛眼睫相  ぎゅうがんしょうそう  まつげが揃い牛のように美しい目をしている  眼が清らかである
 肉髻相  にくけいそう  頭の上に髪がこぶのように盛り上がっている  頭脳明晰である
 白毫相  びゃくごうそう  顔のみけんに白い巻毛がはえている  生死の災いを消しさる

◆ 八十種好(はちじっしゅごう)

 八十種好は、現在のパキスタン北西部からアフガニスタン東部にかけて、紀元前6世紀から11世紀にかけて存在した古王国であるガンダーラ地方やインドの南方で定められた 仏像の造りかたのことを指します。

 三十二相は、北のマトゥラ地方で定められましたが、詳細を見ますと八十種好とは違いますが、全体的には大差ありません。

 八十種好の中でもとりわけ特徴的なこととして、福耳、それも耳たぶが肩まで垂れ下がっていることがあげられます。ヒゲがあるのも特徴的です。三胴といって、喉に三本のしわがあったり、鼻の穴が見えない、へそが深く右巻渦であるなどの特徴があります
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仏の印相

◆ 手印


 仏像には手の形で法力がわかることがあり、手印(もしくは印相)といいます。手の指で印を結ぶことを指しますが、その指の形ことをいうことがあります。菩薩の悟りの内容や誓いを象徴していて、その形により、いろいろな意味があります。

 大きく分けて合掌印と拳印があり、合掌する印は菩薩に多く、件の印は明王に多い。


【 参 考 】 http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/inn.htm

 仏像の手の形や組み方を印契あるいは印相といい、略して「印」と呼びます。

 印は、サンスクリット語で「身振り」を意味するムドラーから来た言葉で、本来釈迦の身振りから生まれたものです。特に密教では、誓願や功徳を表わすものとして重要視され、教義の発展と共に細分化体系化されました。

 古来インドでは手の形で意志を現す習慣がありました。これから発展して印相が生まれました。印相は印契(いんけい)ともいいます。ふつうは簡単に印(いん)と呼ばれています。

 印は指で輪を作ったり、両手を組み合わせていろいろな形をつくり出します。印は仏様の御利益や担当部門、意志などを象徴的に表します。したがって仏像を見分けるときの重要なポイントにもなります。
 
定印 http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/inn.htm

 心の安定を表わす身振りで、釈迦が悟りを開いたときの姿をとらえたもの。

 膝の前で掌を上に向け、左手の上に右手を重ね、親指の先を合わせた印で、釈迦が瞑想している時の姿を表わす。

 阿弥陀如来の場合は、阿弥陀定印(あみだじょういん)、胎蔵界大日如来の場合は法界定印(ほうかいじょういん)と言う。

  降魔印(触地印)

 降魔印(ごうまいん)は、悪魔を退ける身振り(釈迦が悟りを開いたあと悪魔が悟りの邪魔をしにやってきた際に、釈迦が指先を地面に触れると地神が現れて釈迦の悟りを証明し、これを見た悪魔が退散したという話からそのときの釈迦をとらえたもの)

 右手をひざの前で伏せ、人差指を下に伸ばし、地面に触れる印で、触地印(しょくちいん)とも言う。阿しゅく如来も降魔印をとることがある。(中指と二本もある。)
           (学研『仏尊の事典』)

http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/inn.htm

 
説法印(転法輪印)

 説法印(せっぽういん )は、釈迦が最初の説法をしたときの身振りをとらえたもの

 胸の前で両手を組み合わせた印で、釈迦が悟りを開いた後、最初に説法を行なった時の姿と表わし、転法輪印(てんぽうりんいん)とも言う。釈迦がさまざまな身振りで説法を行なったことから、いくつかの印がある。
  施無畏印(せむいいん)

 人々を安心させる身振り

 手を胸の前に上げ、掌を正面に向けた印で、人々の恐れを取り除く事を表わす。

 右手を施無畏印とすることが多い。
http://www.sakai.zaq.ne.jp/piicats/inn.htm

     
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◆ 九品印

 「観無量寿経」に、阿弥陀さまの極楽浄土へ往生するための実践方法が説かれています。往生を願う人の性質や行いによって往生に階位があります。

 大きく上品、中品、下品の3区分があります。さらに、その各々に上生、中生、下生の三つがり、合計して九種あることから「九品(くぼん)」と呼ばれています。



 出典: http://jodo.or.jp/naruhodo/index8_2.html
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釈迦八相

 釈迦の一生は、何度か変遷を経て、悟りを開くに至りました。その節日を八つに分けて釈迦八相といいます。

◆ 誕生釈迦(たんじょうしゃか)

 第一は誕生の相で、母親に当たります摩耶夫人が無憂樹(インドの樹木)の花を折ろうとして手を伸ばすと右の腋から釈迦が誕生しました。生まれるとすぐ七歩歩いて右手を高く上げ、左手を下に指して「天上天下唯我独尊(この世界の中で自分は尊い)と述べた姿です。

 上半身裸で腰に布(祐)をまとっているのが一般的です。この時の姿には早くも三十二相八十種好の原型が具わっていました。東大寺の誕生仏が有名です。

◆ 樹下思惟像(じゅかしゆいぞう)

  青年期の釈迦で、出家前の姿です。弥勒菩薩の半珈像の中には「樹下思惟」の像と思われるものがあります。善定印をしていることがおおいです。

 
◆ 苦行釈迦(くぎょうしゃか)

 修行中の釈迦の姿で、疫せて骨と皮ばかりです。

◆ 出山釈迦(しゅつざんしゃか)

 苦行に見切りをつけ、山から下りてきた姿です。痩せて頬がげっそりとしている出山像が、奈良の国立博物館にあります。

◆ 降魔成道(ごうまじょうどう)

 雑念や誘惑を退けて悟りに達する姿です。結跏趺坐して、善定印を結ぶ姿が多いようです。禅宗の本尊はこのスタイルです。

◆ 説法釈迦(せっぼうしゃか)

 釈迦が説法をし、教えを広めている姿です。右手で施無畏印、左手で与願印もしくは膝の上に置いています。

◆ 涅槃釈迦(ねはんじゃか)

 八十年の生涯を終えるべく沙羅双樹の下で入減しようとする、横たわった像です。

 法隆寺の五重塔内などにある、右肩を下にした寝姿(臥像)です。両手を伸ばした法隆寺の像と、右手を手枕のように曲げている形(奈良の岡寺、広島の照源寺など)とがあります。

◆ 金棺出現(きんかんしゅつげん)

 釈迦が金棺に納められたところに、摩耶人が人より降りてきて、錫杖(しゃくじょう)を振ると、蓋が外れて母子が対面し、釈迦が説法したという伝記にもとづいたものです。絵画には存在しますが、仏像になっているものはありません。

◆ その他の釈迦像

「摩耶夫人出誕釈迦」とよばれ、右手から釈迦が誕生する姿と侍女二人の像が、東京国立博物館にあります。八相にこの誕生瞬間の像を入れ、金棺を外した組み合わせにする場合もあります。

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