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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
カシャリ!庭園めぐりの旅
長野県  宝積山 光前寺庭園 

 光前寺は、貞観二年(西暦860年)に開山、開基は、本聖上人です。上人は、比叡山にて研学修行の後、太田切黒川の瀑の中より不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開きました。

 幾多の火災等によって古記録を焼失しましたが、古くは、武田・羽柴家等の武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の六十石の寺領と十万石の大名格を与えられるほどでした。

 明治以降は、多くの末寺等も廃寺となりましたが、今なお樹齢数百年の杉の巨木が境内に残っています。十余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州有数の祈願霊場として広い信仰をあつめています。(サイトを基に作成)

光前寺庭園 草太郎伝説の舞台となる寺の国指定名勝庭園
  
  http://www.kozenji.or.jp/

 「光前寺(こうぜんじ)」は、南信州を代表する寺院の一つで、本坊・客殿にある池泉鑑賞式庭園と本堂の前にある池泉庭園が国指定名勝となっています。

 創建は平安時代860年で、中世から戦国時代に掛けては武田家・羽柴家などの武将の保護を受けました。江戸時代には、大寺院の一つとして徳川家から十万石の大名格を与えられました。境内にある大きな三門、三重塔、本堂は、江戸時代後期の建造物で、また室町時代から残る弁天堂は、国指定重要文化財です。

 鎌倉時代に作庭された本堂前の池泉庭園は、その龍門瀑・滝石組の作風から、蘭溪道隆や夢窓疎石によって作庭されたと推測されています。本坊・客殿前の築山泉水式庭園は、江戸時代初期に築庭されたもので、前者とは作風が異なります。斜面の植栽と苔の美しい庭園です。

 国の名勝指定を受けている「光前寺庭園」は、前二者だけではなく、杉並木や樹木などを含む境内全域となっています。参道の杉並木の石垣は、光ごけが自生していることでも知られています。

 春は、枝垂れ桜、秋は紅葉の名所でもあります。

 光前寺の『早太郎伝説』は、静岡県磐田市にも縁が深く、早太郎という犬が祀られているお寺でもあります。

 今から700年ほど前、光前寺に早太郎という犬が飼われていました。当時磐田の見付天神で、毎年行われる、神様に化けた怪物に子女を供えるという習わしがありました。その怪物は「信州の早太郎」を恐れていて、早太郎が怪物退治に出かけました。みごと、その大役を果たした草太郎ですが、帰路の途中で、怪物との戦いで負った傷がもとでなくなってしまいました。

 光前寺本堂の前に墓所があり、三重塔のすぐ脇に早太郎の像があります。

 ちなみに、磐田市のゆるキャラ『しっぺい』は、この早太郎がモデルといわれています。


所在地 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂29番地

交通アクセス

 (1)駒ヶ根ICから車で3分
 (2)JR飯田線駒ヶ根駅からバスで9分(⇒下車徒歩10分)

本尊    不動明王(秘仏)
宗派    天台宗(比叡山延暦寺末)
開基    本聖上人(ほんじょうしょうにん)
開基年代 貞観二年(西暦860年)
山号    宝積山(ほうしゃくざん)



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光前寺 本坊・客殿と前庭

 鎌倉時代に作庭された本堂前の池泉庭園は、
その龍門瀑・滝石組の作風から、
蘭溪道隆や夢窓疎石によって作庭されたと推測されています。



本坊(庫裏)

仁王門と三門の中間にあり、休憩所となっています



客殿(宝物館)前の池泉庭園



客殿(宝物館)
光前寺 池泉鑑賞式庭園
 
本坊・客殿前の築山泉水式庭園は、
江戸時代初期に築庭されたもので、
前者とは作風が異なります。
斜面の植栽と苔の美しい庭園です。



客殿の裏が庭園になっていて、
季節には縁の下に光ごけを見ることができます。



築山式池泉庭園



客殿の縁の下には、光ごけが見られます



 
 
 

草太郎伝説の残る「光前寺」の写真

 光前寺1(長野県) 仁王門・参道
 光前寺2(長野県) 三門・鐘楼・弁天堂・本坊・客殿・庭園 
 光前寺3(長野県) 三重塔・早太郎犬 
 光前寺4(長野県) 本堂 
 長野県髙遠城址公園 
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